いや、なんだろう、別に毎回行ったら長文で感想を書くという事がしたいわけじゃないんですが どうしても伝えようと思うと140文字ではおさまらない、それがBLバー。 今回はツイッタに書いたように元々久住小春タンが大好きな俺のために、 4コマ漫画家の北条先生と両々先生がカラオケで心置きなく小春ソングを歌おうの会を開催してくれたのですが、 北条先生が 「折角ならBLバーに行きたいので連れてって!」 と所望されたので、まだ俺も1回しか行ってないのにというかこないだ行ったばかりなのに行く事になったのです。 女性アイドルに萌えた後にBLバーとかどんなハンドルさばきだよってくらいのスケジュールです。 ていうかどうしよう、最初に「一人じゃ行けないから一緒に行こうね!」と誘ってくれた人だけじゃなく、 どうも周りからBLバー(とかその手の店)に行くならあいつに頼め!みたいな感じになっている気がしてならない。 そして二人に対して疑問があったので思い切って 「というか、お二人ってあんまBLとか興味なさそうなイメージなんですけど好きなんですか?」 と聞いたら二人そろって 「別に嫌いじゃないけどそんなに興味はないです」 と答えられた。ええええええええ。じゃあ何故! 「ショタッコーンって私も言いたくて」(by北条さん) 恐ろしいな、ショタッコーン。ネーミング勝ちにも程があるぜ!!!!!! 話を戻して今回の感想。 コミケ開催時期だからなのか開店時間30分後なのに関わらずほぼ満員、 うちらが入った後もウェイティングが出るくらいで今日は特に忙しそうな店内でした。 とても残念なことに忙しすぎて店員さん達はちゃんとお店のことをしなければならないゆえ、 あまり前回のように店員さん同士がいちゃいちゃする場面に遭遇できませんでした。 それは少し残念でした。 お店公式カップリングの一組の受けの子が本日お休み、(攻めの子は居た) もう一組は二人居るけど一人がホール、一人がカウンターで飲み物を作ったりしてたのでカウンター席じゃなくテーブル席だった自分らからはあまり接点が見られず、 というのが原因の一つ。原因て。むしろそこまで追求しなくてもいいよね。 でも今回もお店の子は優しくとても熱心に接客してくれました。 「ねえねえ見て見てこれ!」 といきなり店員二人で撮ったプリクラを見せて 「ラブラブでしょー!」と自慢しに来てくれる子や、 「高校球児が大好き」という両々さんのために一生懸命高校野球トークを繰り広げてくれたりするお兄様、 さっきのプリクラの子が 「あのねー、こないだあいつと二人でディズニーシー行って来たの!2泊3日で!んで今度また泊まりで二人でランドに行くんだ!」 とラブラブ自慢をしにきたり ていうか良く見たら二人ミッキーとミニーのTシャツをおそろいで着ててなんだよお前らアピール満載だな!という感じでした。 大変ほほえましいですね。(死んだような目で) そんな感じであまり視覚的にはBLを堪能できなかったので前回も頼んだでお馴染みの 店員さん二人を指名して目の前でいちゃいちゃしながらシェイカーを振って貰うカクテルを注文。 ん?あれ?これはもしかしてそれを見越してのあえてのBL風抑え目だったのか?なんという孔明の罠。今気付いたぜ。多分違うけど。 俺は前回でとても堪能したので、今回は北条さんにシチュエーションを決めてもらう事にしたのですが ここではっきりと言いますと北条さんは 結構なドSです。 作品見てると絵柄含めてほわほわしたイメージなんですけど(俺はそうだった) 実際の北条さんはばっさりさばさば笑顔でぐっさりくらいの勢いです。とか書くと怒られそうです。 でも女子には優しいから俺は多分怒られないです。だといいな。 まあそんな北条さんなので一体どんな設定をしてくるのかとわくわくしてたら 「んーと、まずあの子とあの子が公式カップリングなんだよね?」(ラブラブ自慢をしてきた子を指差し) 「ですね、プリクラ見せに来た子が攻めらしいですよ」 「じゃあまず攻めの子は床によつんばいで」 ええええええええええええええええええええええええええ いきなり難易度たけえええええええええええええええええ! 「床…ですか、テーブルに手をかけるとかじゃなくて?ていうか受けの子でもなく?」 「うん、床に攻めの子がよつんばいでシェイカーは一人で振って貰おう」 ※シェイカーを降る、という行為の意味、というかシェイカーを体のどの位置で振るのかは想像してください。ええ、ここはBLバーですよ。それがデフォですよ。 「え、じゃあ受けの子は何をしたら」 「それを仁王立ちでただ見ているだけ」 わああああ、すげーこの人本物だー、本物のSっていうか女王様だー! 基本仲良くいっちゃいちゃしながら振るのが売りのこのメニューをこんなシチュエーションで楽しもうなんて俺には想像もつかなかった!! というわけで 「是非それやってもらいましょう!!」 ※この間両々さんは菩薩様のような笑顔で俺たちを見つめていました 何も知らずに笑顔でシェイカー一式を持って来てくれる店員さん。 「さあ、どんな感じで誰と誰でやりますか?」 先ほどのシチュエーションを恐る恐る伝える俺 笑顔が凍りつくてっぺーにゃん。あ、ごめん、名前出しちゃった。 一応 「いや、まあ、無理ならいいよ?」 と一言伝えたのですが 「いや、やります!!」 となんとも男らしい発言。素敵だ!君は店員の鏡だよ!! 一緒に来たのはさっきの高校球児トークのお兄様だったのですが、シチュエーションと役割を言った途端にものすごい笑顔で 「いいですね!やりましょう!」 と受けの子を呼びに行ってくれました。 そういえば前回はこのお兄様が今回の攻めの子の無茶振りで俺に激しく攻め立てろと指示された人なので因果応報ってやつですね。 そして後から何も知らずにやってくる受けの子 「僕は何したらいいんですか?」 「そこで腕組して仁王立ちで見てるだけでいいよ」 「…ええ?」 そしていざシェーキング開始。 あまりにも仰天なシチュエーションというか二人で振るのがデフォなシェーキングな上になんとも屈辱的すぎる現状に 2、3回ゆるーく振って誤魔化そうとしているのを俺たちは見逃しませんでした。 俺 「頑張れ!いつもはもっと激しくシェーキングしているじゃない!それじゃドリンクが混ざらないよ!!」 攻めの子 「ていうか廊下のウェイティングの人からめっちゃ『一人で何してるのアレ』って視線が痛いんです!」(ガラス戸なので外に見える上にそっちに向かってよつんばい状態) 北条さん「(受けの子に向かって)はい!そこで冷めた感じで『うわあ…何してんの?』って言って!」 ※この間両々さんは菩薩様のような笑顔で俺たちを見つめていました きっと彼らにとっての地獄であったのではと思います。 でも彼らはとっても立派にやり遂げてくれました。100点満点です。偉すぎです。 シェイカーから出てきた中身が前回は白濁したカクテルだったのに今回はピンクがかっていたのが彼らの辛さをあらわしているようで泣けました。 おいしく頂きましたが。 その後 「どうだい、屈辱的だったろう…」 「ちくしょー!お前のその付けまつ毛を取ってやりたい!」(俺今日付けまつ毛だったので) と騒いでましたが 「いいんだ、俺今日今やったことをこいつ(受けの子)にやらせるんだ!」 と前向きに帰っていきました。若いって素敵ね!!!(無理矢理) そんなこんなで今回もとても楽しく(俺らは)時間を過ごしてきました。 あと今回はケーキを注文するとチョコで絵を描いてくれるというのもチャレンジしました。 「絵に一番自信がある人でお願いします」 とお二人が採点する気満々でした。 この時だけは両々さんはマジ顔でした。 そして呼ばれて来たのは漫画家をやってるという方で、どこで描いてるのか聞いたら若干出版社がかぶり気味でみんなで苦笑いしました。 流石プロなので、チョコで書くって大変だろうにすごく綺麗に描いて貰いました。 うん、まあこんな感じなんだけどさ、書けば書くほどうちら酷いお客じゃないかしら。 そして店内がとても忙しいのにいろんな無理難題に全部にきちんと対応してくれる店員さん達はとても素晴らしいと思います。 いや、本当に。ありがとうございました。そんなに常連でもないのにここまでさせてすみません。 今度こそ出禁になりかねない気がしてきましたが、まだ大丈夫ならまた行きたいです。 ていうか少なくともまだ一人連れて行かねばならぬ人が控えているのでもう一回だけはせめてお店に入れてください。 読んでるみんなは店員さんにこんな無理難題をさせて困らせちゃ駄目だぞ!! 俺もな!!! あとサイトに載っているけど、コミケ3日目に店員さん達が参加されるようです。 詳細はこちらから。→[tpurl=http://ameblo.jp/miraclejump801/entry-10609036785.html]■[/tpurl] 19日は水着デーもあるみたいなのでみんなも行くといいよ!!!!! …と告知もすることでなんとか大目に見てもらえないかという姑息な手段に出てみました。 終わり。